現在の仕事内容を教えてください。

メディカル製品の開発における機械設計を担当しています。主な業務は、３DCADでの設計、開発試作の製作、試作機での動作・強度検証や耐久試験です。ケースによっては、病院やクリニックで市場調査をしたり、試作品を持ち込んで直接ヒアリングしたりすることもあります。これまで手術台や手術台周辺機器、診察台、分娩台などの開発に携わってきましたが、製品によって進め方はさまざまで、企画が明確なものもあれば市場調査から必要な案件もあり、マーケティング部、営業部、各工場の技術部と連携しながら業務を行います。「もっとこうしたい！」という要望が出るたびに、それをどのように実現できるかを考えて検証する時間がなにより楽しいと感じます。

「タカラベルモントだからできること」にはどんなことがありますか？

メディカル製品開発部門は少数先鋭のため、一人ひとりの業務はとても幅広く、若手でもどんどん仕事を任せてもらえる風土があります。個性豊かなメンバーと切磋琢磨しながら、開発に取り組めるこの環境は自分にとってとても刺激的です。設計においては、専門知識はもちろんですが、人間の身体の構造や疾患など、医療に関わる周辺知識も広く学び、「どうすれば患者さんが安全で楽に治療を受けられるか」「どうすれば医療従事者が治療に専念できるか」をあらゆる角度から考え、開発を進めています。「人の健康を支える」という大きな使命に向かって、自分の個性をいかしつつ医療機器の開発に携われる点がタカラベルモントの魅力だと思います。

あなたが今後、PRODUCEしてみたい「WOW！」について教えてください。

「これからの医療現場で活躍する、今までにない製品」を生み出したいという思いで日々邁進しています。近年の医療業界は手術支援ロボットやAIの登場で飛躍的に進歩してきました。しかし、まだまだ人々の健康を支える上で課題がたくさんあります。自分が開発する製品が一つでも多くの課題を解決し、人々の健康に貢献できるようにと考えながら医療機器開発をしています。そして、これまでになかったような機能やコンセプトの製品を世に送り出し、多くの医療機関でもタカラベルモント製品が活躍している未来を実現したいと思います。